自分でするぞ!

ユーザー車検 検査編

事前の点検・整備も終わり、いよいよユーザー車検本番!!整備した光軸も、サイドスリップも、マフラーも、イカリング、ドアミラーウインカー、自作フォグ、LEDテールランプも、みんな合格だったのに!唯一不合格な物が。。。。

まずは国土交通省の「自動車検査インターネット予約システム」から、車検を受ける日を予約します。車検は管轄外でも受ける事ができますので、最寄の車検場を予約するのがいいでしょう。また、何かあった時の為に「午前」を予約するのがいいと思います。例えば「光軸」でひっかかっても、当日であれば、何度でも再検査できるからです。
用意するものは、車検証、自賠責保険証、自動車税納付照明書、点検記録簿、リサイクル料金等預託証明の5点です。2005年以前に自動車を購入し、リサイクル料金の支払いをされていない方は、受験当日に発券、支払いをする事も出来るそうです。
ここでは、点検記録簿のみ記入が必要です。
車検場に到着!
まずは、自賠責保険の更新です。近くに代書屋(弁護士事務所)があり、そこで、大抵の場合自賠責保険を扱っているので、更新してもらいます。
次に、「申請書・印紙販売」をしている建屋に行き、「継続検査申請書」「自動車検査票」「自動車重量税納付書」の3書類を購入(1セット25円)し、検査料、重量税の印紙を購入します。
検査料の印紙は「自動車検査票」に、重量税の印紙は「自動車重量税納付書」に貼り付けます。必ず見本がありますので、簡単です。(左の画像は、「自動車検査票と見本)
左の画像は「継続検査申請書」です。
これは、「自動車重量税納付書」。真ん中に重量税の印紙を貼り付けます。
次に「自動車税管理事務所」なる建屋があるので、そこでこの印紙の貼ってある「自動車重量税納付書」を出し、確認印を押してもらいます。
これが済んだら、書類一式を持って、検査窓口のある庁舎へ。ここには、「継続検査申請書」や「自動車検査票」の書き方の見本があるので、車検証を見ながら記入していきます。車検証に記載のない情報は、タイヤサイズと距離なので、事前に調べておきましょう!
検査窓口で予約時に得た予約番号を告げ、書類一式(もちこみ5書類+購入3書類。合計8書類)を渡したら「では、次に検査ラインに行ってください。」となります。
検査ラインに並んだら、ボンネットを開けておきましょう。まだ、上げる必要はありません。アンロックだけ。ここで検査官が保安基準を検査しますので、検査官の指示に従いましょう。「ハイ、右ウィンカー、左ウィンカー、ワイパー」と、言う具合に。言われた部位をチャカチャカとONするだけです。
が、ここで問題が!大丈夫だと思ってたヘッドレストモニターが通りませんでした!ちょっとゴネてみたのですが、丁寧に不合格を食らってしまいました!!
イカリング、ドアミラーウインカー、自作フォグ、LEDテールは無事合格!
気を取り直して、検査ラインに突入です。
順番としては「サイドスリップ」「ブレーキ」「サイドブレーキ」「スピード」「光軸」「排ガス」「下周り検査」です。どれも電光表示板に指示が出るので、その指示に従えばOKです。(場所に寄っては順番は変わるかも知れません。が、概ね、この順番だと思います。)
左はサイドスリップ。電光表示板が「ゆっくり進入」と出たら、ハンドルをまっすぐにゆっくり進入します。通り過ぎたあとに「サイドスリップ「〇」」と電光表示が出たら、サイドスリップ合格です。
こんな感じ♪
もちろん、サイドスリップ合格でした。缶コーヒー&メジャー測定でも十分調整できます♪
合格でも不合格でも、とりあえず電光表示板に従って、次へ移動します。
次の「ブレーキ」「サイドブレーキ」「スピード」「光軸」は同じ場所で行います。これも電光表示板に従いましょう。
これは光軸を検査するテスター。「スピード検査」の時も出てきます。40km/hになったら、パッシングして合図するんです。(昔はボタンが垂れ下がっていて、40km/hになったら、そのボタンを押してました。現在でもそんなラインはあるようです。)
もちろん、光軸も「〇」♪
次は車を移動して、「排ガス」検査です。ここではアイドリングをしたまま、車から降り、備え付けのプローブ(赤矢印)をマフラーに突っ込んで判定を待ちます。ここまで終了したら、「自動車検査票」を備え付けのタイムレコーダーの様な装置に挿し込み、それまでの判定を捺印します。
次は車を移動して「下周り検査」。車の下に検査官がコチコチと検査していきますので、これも電光表示板の指示にしたがって、エンジンを切ったり、ブレーキを踏んだりします。この後もタイムレコーダーの様な装置がありますので、捺印を忘れずに!
最後の捺印も済んだら、検査ラインの最後にある小屋に検査官がいるので、全ての書類(8枚)を見せます。ハンコを貰ったら、再度庁舎に行き、書類を提出すれば、数分で新しい車検証とステッカーが貰えて終了です。
が、僕の場合はヘッドレストモニターが。。。当日であれば、何度でも受けられるので、誰かにヘッドレストを借りようとしたのですが、あいにく車検場には同型の3兄弟はいませんでした。僕は純正ヘッドレストを改造してしまったので、予備がありません。仕方なく、携帯からヤフオクでヘッドレストを落札。しかし、今日の検査には間に合いません。その場合は「限定車検証」と言うのが発行されます。2週間以内の再検査なら、その項目だけの検査で済みます。が、検査料は再び取られてしまいますが。。。
2、3日後。落札したヘッドレストが届きました!!しかし、このレースのカバー。。。
1週間後、再検査です!レースのカバーがなんとも言えません。。タクシーみたいです。。(もちろん、検査時はカバーは取らなければなりません。)
検査官にヘッドレストだけを確認してもらい、無事に合格。新しい車検証が取れました。
落札したヘッドレストは、2年後の車検まで大事に保管です。

検査ラインや順序などは場所によっても違います。ラインの事前見学などは自由ですので、事前に見学してみるのがいいと思います!
"tm_house" Copyright, Tomo, 2008.