メーカーは「サラウンドスピーカー装着車は取付け不可」と言ってるけど!

CUSCO リアタワーバー取付け

クスコのサイトでリアタワーバーの適合表を見ると「サラウンドスピーカー装着車は取付け不可」と注意書きがあるが、ツアラーに標準なのは「センターウーハー」。では、付くのでは?チェイの修理書を見る限り、出っ張ってるのはスピーカーカバーだけで、スピーカー本体はほとんどボード下に設置されてるように見える。ええい!もし付かなかったらスピーカーカバーを加工して付けてしまえっ!と、言う事でヤフオクでゲット!とても、物持ちのいい人で、とっても綺麗な状態のタワーバーが届きました!ナットを締め付けた跡以外は、まったく使用感ナシ!感動!

これが例のセンターウーハー。「サラウンド」ではありません。ボードの上に出っ張って鎮座しています。
まずはリアシートの外し。リアシート座席下のちょうど左右に座る位置くらいに、座席の手前とフロアに手を突っ込み、力任せに座席を持ち上げると、バツン♪と座席が外れます。
座席の奥には、背もたれにフックがひっかかっているので、座席を手前にずらす様に引き抜きます。
次は背もたれの取り外し。座席に隠れていた部分に画像のような10mmの六角ボルトが左右両端とセンターよりに計4箇所とまっています。これを外す。
次はシートベルトフックです。フックの上部とベースの繋ぎ目にマイナスドライバーを挿すと(ちょっとカタイ。過去に失敗して上部にあるツメを折った事があるので、注意して、慎重に・・・)、
ご覧の通り上部が外れます。上部が外れたらシートベルトをフックからずらしておきます。
背もたれは、左右ヘッドレストとセンターにあるフックが、上からボディに差し込んであるので、背もたれを上の方向に引き抜きます。画像は背もたれが差し込んであった受け側(センターと左ヘッドレスト裏。画像には写ってないけど、右ヘッドレスト裏にも1箇所ある。)。背もたれを外したら、シートベルトがひっかからないように背もたれを横にスライドさせて(シートベルトをくぐらせて)車体から出します。この時、助手席側へ抜いた方が、シートベルトがひっかかりにくくて楽だと思います。
背もたれの裏側です。このフックがボディの受け側に差し込んであります。
出てきたリアサスのストラット部。3ヶ所の六角ナットを外します。ここにタワーバーのベースを共締めします。
タワーバーのベースをストラットに取り付け、スピーカーボードをカッターやハサミなどで切り抜いてベースの頭を出します。
反対側も同じように取り付け&ボードの切り抜き。ベースが取り付いたら、タワーバーのバーをベースに取付けてみます。
見てください!最悪、加工を覚悟していたスピーカーカバーとタワーバーには20mmほどの隙間が!!やっぱり付くではありませんか!
全てのボルトを本締めして、シートを元通りに組み付けて完成です。
さりげなくカッコイイ!!!素敵っ!!
今まで後部座席に人が乗っていなかった時に、リアがギャップでバタついた感じがあったのですが、タワーバーを付けてからは、人が乗っていなくてもしっかりダンパーが働いてくれているようで、バタつきが低減しました!
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