やっぱり10年選手? Vol.4
車高調交換
ある日、自分の駐車場の右後輪辺りに、明らかに何かのオイルのような染みが。。。。ブレーキフルードかな?4輪OHで1万くらいの部品代かぁ。。。と思ってジャッキアップして確認してみると、残念な事にオイルはダンパーから垂れているではありませんか。ブレーキのOHよりも高い出費になりました。悩んだあげく、KTSさんのSC DAMPER SYSTEM βをチョイス。、
Before
After
車輌購入時に付いていた圭オフィスの車高調。フロント14k、リア10k。右後輪からは、オイルが滴り落ちていました(泣)。 | |
サーキットも辞めて街乗りだけなので、12k/6k か、12k/8k くらいのを探していて、悩んだあげく、やはりコストも重視でKTSさんの車高調をチョイス。フルタップで15段の減衰力調整機能付き、フロント12k、リア7k。ピロアッパーマウント、ダストブーツ付き。送料無料で74,800円と言うから、安いっ!しかもOHも可能ときた! | |
まずは現状のフェンダーからタイヤ中心までを測っておきます。 | |
リアの交換。リアシートを外してしまいます。(外し方の詳細を知りたい方は、掲示板よりリクエスト下さい。) | |
リアのアッパーマウントが見えるので、3本のナットをボルトの先端くらいまで緩めておきます。 | |
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次に、ロア側で留めてある19mm六角のボルトを外して抜きます。(フロントは17mm)その後は、アッパー側の3個のナットを外し、ローターを足で押し下げながら、車高調を抜き取ります。 |
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抜き取った車高調の全長よりも、気持ち長めに新しい車高調の全長を調整し、調整した車高調のアッパーマウント下部からケース上部までの長さを計測しておきます(右図参照)。気持ち長めにしたのは、今回、バネレートを落としたので、沈みを考慮した為です。 取り付けは、車高調を最短にして、アッパー側から差して挿入すると楽でした。挿入できたらアッパーの3本のナットを仮止めし、アッパーマウント下部からケース上部までの長さを先ほど計測した値に伸ばし、ロア側のボルトを通して仮止めしておきます。 |
パンタジャッキでハブを持ち上げ、最初に計測したフェンダーからタイヤ中心までの距離と同じくらいまで合わせます。この状態でロア側のボルトを規定トルクで締め付け、その後、アッパー側のナットも規定トルクで締め付けて完了です。 フロント:ロア:95Nm、アッパー:34Nm リア:ロア:137Nm、アッパー:36Nm あとは左右の長さを揃え、4輪とも同じ要領で作業です。フロントはスピードセンサーのハーネスを止めるブラケットが無かったので、圭オフィスの車高調に付いていたものを流用しました。 |
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右後輪だけが逝っていたと思ったら、左後輪もオイルのにじみが。フロントにいたっては、オイルのにじみはなかったものの、左右ともロアのブッシュが逝っていました。 | |
何本かは残しておけると思ったのですが、残念ながら4本とも廃棄です。。お疲れ様でした! さて、KTSさんの車高調のインプレッションですが、フロント、リアとも一番ソフトにしてみたところ、若干リアが遅れてくるようなフアフア感があったので、リアだけを5段ハードに回しました。なかなかいいです!段差の突き上げ感もなく、コーナーでは「しなやか」な感じです。急なレーンチェンジでは、揺り返しが多少ありますが、減衰力の調整でちょうど良い所が見つけられそうです。 あとは、耐久ですね。それは乗り続けてみないと♪ |