"tm_house" Copyright, Tomo, 2008.

インテリアに統一感を Vol.1

自作メーターフードとオプティトロン風で

Defiメーター

購入時に付いていたトラストの追加メーター。(上から油温、水温、コラム上にブースト)すごくレーシーな感じで視認性もイイんだけど、ピラーにあるのは、一般の走行には死角を作ってすっごく邪魔!しかも、ちょっと古いタイプなので、夜はボンヤリと緑色の照明。純正のオプティトロンとも合わないんだよなぁ。。Defiのメーターがバッチリ合いそうだけれども、購入するにはとんでもなく高いし。。ブーストと油圧で46,000円。水温、油温プラスしたら、77,000円だって。。だけどね、いいんだよ。Defi。。合うんだよ。。ほらね。。。

なーんて悩んでないで、DIY!今回はメーターフードの移設と、ついでにメーターのLED、オプティトロンチック化!まずはメーターフードから。メーターがごちゃごちゃあるのもウザイので、今回はブースト計とヤフオクで購入した油圧計の二つだけを設置することにしました。水温計は純正で間に合うし、油圧計があれば、だいたいの油温も想像できるからね。オイルのコンディションをみるなら油圧計で。水温計と油温計の取付け場所は、後からゆっくり考えましょ。取付けるメーターの数が決まったら、ホームセンターで建築用の雨どいのパーツを購入。
切った貼ったでこんな感じに。まだまだイビツ。
さらに形を大雑把に削り、FRPで成型。
リューターで削る時は、目やノドをやられるので、防護にはぬかりありません。
パテ成型と水とぎ後、サーフェイサーで下地処理をして塗装。もう、秋も深まってきてるので、塗装の乾燥に時間がかかります。
メーター入れるとこんな感じ♪こんなフードは売ってないけど、売ってる物みたい♪建築資材も安価なチューニングパーツのひとつ!
次はメーターのオプティトロン化!まずはメーターを分解してみる。ベゼルのかしめをマイナスドライバーでこじって広げ、本体、針、文字盤に分解
と、ここで壁が。なんとぼんやり緑に光っていたのは電球かと思いきや、文字盤自体が緑だったんです!表から見ると白字なのに!なので、白字まで裏側の緑色を削ればいいのかなと、削れど削れどそれでも緑!なんたるテクノロジー!(たぶん、単純に緑のプレートに白字のプリントなのでしょう。)もう、穴が開いてしまいそうになったので、削るのは諦めました。これでは、いくら白のLEDをいれても、白文字には光ってはくれません(泣)。緑+白=薄緑。緑+赤+青=白。。赤と青のLEDを入れれば白になる!?
なーんて。色の混合は濃淡を合わせるのが難しいし、色むらもしちゃいそうなので、単純明解に白字の文字盤を作成する事に!外した文字盤をスキャナで読み込んでみよう!読み込んだ実写は黒っぽく見えても単色の黒ではないので(白も同様)、印刷時に鮮明にするために画像を色修正します。お分かり頂けるでしょうか?赤線で囲んだ部分が処理後の色です。全然違うでしょ。大人の塗り絵。
処理した画像を白フィルムシートに印刷してみる。と、どうしても黒の部分が光を透過してしまいます。そこで今度は透明フィルムシートに印刷して、それを印刷した白フィルムシートに文字がずれない様に慎重に重ね貼り。白以外が上塗りされた状態です。どーですか!見事に白字の文字盤ができました!ついでに「1.5」からあったレッドゾーンを車に合わせて「1.2」からに。これでDefiに近づきました!パソコンってスゴイ!!
次は麦球をLEDに交換しましょう!
元々は麦球2つで照明としてたんだけど、LEDは指向特性が狭く、ムラになりやすいので4つで照らす事に。今回は25000mcd、30mA、狭角15度のLEDを使用。指向性を高める為にLEDキャップをつけ、ひとまず15mAのCRDを使用。
こんな感じでダイレクトに装着!LED切れたら、また開ければいいや!
点灯試験。白いっ!これで、この古くさいメーターもDefiのメーターの様に今風に生まれ変わりました!
さて!いよいよフードの取り付け!思い切ってダッシュボードをくり貫きます!面倒なので、一切の型紙もなく潔く!ダッシュボードのくり貫きは、メーター本体が入るくらいまでの途中までで。
せっかく作ったフードもダッシュボードに合わせて切りかきをいれます!メーター本体以降は、このフードでダッシュボードをかぶせる感じに。ダッシュボードを完全にフードの形に加工するのは大変で難しそうなので、噛み合わせるように取付けます。様子を見ながら少しずつ削っていきます。
ダッシュボードとフードを噛み合わせて金具で取り付け。
車外から見るとこんな感じ!ちゃんとメーターが埋め込まれてます!このフードにメーターを入れて完成!
どうです!Defiと遜色ありませんよ!視認性もバッチリ!死角が多かったピラーもすっきりとして、安全性も元どおり!何よりも、デザインがメーターと類似したのが嬉しい!

Before

After